ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、フィンランドの伝統音楽。北欧トラッド。
バイオリン族の弦楽器が大活躍するこの音楽には、独特なクセがあり、リズミカルで、どこか懐かしい気分にさせられる、不思議な魅力がありますよね。
このジャンルって、1人で楽しむというより複数人でセッションする音楽なんです。
日本では、”東京北欧セッション“さんがセッションイベントを開催してます。
私も以前、ワークショップやセッションに参加させていただき、めっちゃ楽しかったっすわマジで。
それ以来どハマりして、いろいろ調べたり自分でセッションを企画したりして深堀っていくと、北欧トラッドにはジャズのように「スタンダード曲」が存在するようです。
というわけで今回は、北欧トラッドのスタンダード曲5選をご紹介します。
譜面を見ながら聴いて、弾いてみて欲しいです。
これらを押さえておけば、あなたもセッションに参加できる準備はOKです。ではどうぞ。
スレンポルスカ 32番”Slängpolska efter Byss-Calle (nr 32)”
スウェーデントラッドのド定番曲。
みんな知ってて、かつ楽譜がなくてもすぐに弾き始められるような、スタンダード曲です。
ジャズで言えば、枯葉。JPOPで言えば、スピッツのチェリー。みたいな。
トローレンス・ブルドマルシュ “Trollens Brudmarsch”
結婚式ソング。
とってもハモり易いシンプルな曲。16分音符で駆け上がっていくところなんかが特徴的で、覚えやすい曲です。
ヴァンカリン・ポルスカ”Vankarin Polska”
圧倒的ウエーイ(☝ ՞ਊ ՞)☝
細かいことは気にせずウエーイ(☝ ՞ਊ ՞)☝
ガシガシ弾こうぜウエーイ(☝ ՞ਊ ՞)☝
この曲、「ショットガンポルスカ」という別称もあるようです。撃ちまくりましょう。
ヒムレンスポルスカ”Himlens polska”
ウットリな曲。
楽譜の下から2段目「Eb」の部分なんか最高ですね。美しすぎます。
チェロver.もすごく素敵です。チェロっていいなぁ。
ジョセフィンズ・ワルツ “Josefin’s dopvals”
スウェーデンの民俗音楽トリオ「Väsen(ヴェーセン)」の曲。
ゆったりほっこりなワルツ。他のトラッドに比べてモダンなコードが使われていて、僕の心のやらかい場所を今でもまだ締め付けます。